The Rolling Stone Record Guide [Book]
最近ではレコードの評論などすっかり読まなくなりましたが、10代の頃はミュージック・ライフや音楽専科の記事や広告が貴重な情報源でした。
このThe Rolling Stone Record Guideは当時、弟が購入し持っていたものです。
(以前、処分しようとしたらしいのですが、書き込みがあるため引取りを拒否されたそうです。)
この本、以前にも紹介したのですが昭和57年に発行されたレコードガイドです。
70年代末までの約10,000枚のレコードが批評されています。
その批評は極端なもので
★★★★★絶対不可欠 これなしでロックのコレクションとはいえない
★★★★秀逸 実質的な良いレコード 但し、肝心なところキズあり
★★★良 平均点。但し特定のスタイルのファンにはかなり魅力あり
★★平凡 平凡。芸術的には内容稀薄。但し劣悪というほどでもない。
★貧弱 テクニックそのものさえ疑問。または、はっきり言って悪い企画
■無価値 作られるべきではなかった。最悪
もう、この時点で皮肉に満ちあふれています。
発行から30年が経ちましたが、今も好きな音楽が当時どんな評価を受けていたのか、
読み返してみるとコレがとても楽しくて・・・
だからといって、今この評論を読んで自分の好きな音楽が変わることは決してないのですが・・・
しかし、これが面白いんです。
たとえば、イーグルス
★3つの平凡な評価は別にして、
「L.A.カントリー・ロックの素晴らしい部分と研ぎ澄まされた商業趣味、加えてテキーラ1箱と1パイントのジャクソン・ブラウンを燃料として、イーグルスは(Take It Easy)で登場した。・・・・」
どうでしょうか・・・まだ、ロング・ランが出る前の評論です。
こんな皮肉たっぷりで極端なレコード・ガイド(悪意を感じるものまであります)・・・読み物として楽しんでます。
このThe Rolling Stone Record Guideは当時、弟が購入し持っていたものです。
(以前、処分しようとしたらしいのですが、書き込みがあるため引取りを拒否されたそうです。)
この本、以前にも紹介したのですが昭和57年に発行されたレコードガイドです。
70年代末までの約10,000枚のレコードが批評されています。
その批評は極端なもので
★★★★★絶対不可欠 これなしでロックのコレクションとはいえない
★★★★秀逸 実質的な良いレコード 但し、肝心なところキズあり
★★★良 平均点。但し特定のスタイルのファンにはかなり魅力あり
★★平凡 平凡。芸術的には内容稀薄。但し劣悪というほどでもない。
★貧弱 テクニックそのものさえ疑問。または、はっきり言って悪い企画
■無価値 作られるべきではなかった。最悪
もう、この時点で皮肉に満ちあふれています。
発行から30年が経ちましたが、今も好きな音楽が当時どんな評価を受けていたのか、
読み返してみるとコレがとても楽しくて・・・
だからといって、今この評論を読んで自分の好きな音楽が変わることは決してないのですが・・・
しかし、これが面白いんです。
たとえば、イーグルス
★3つの平凡な評価は別にして、
「L.A.カントリー・ロックの素晴らしい部分と研ぎ澄まされた商業趣味、加えてテキーラ1箱と1パイントのジャクソン・ブラウンを燃料として、イーグルスは(Take It Easy)で登場した。・・・・」
どうでしょうか・・・まだ、ロング・ランが出る前の評論です。
こんな皮肉たっぷりで極端なレコード・ガイド(悪意を感じるものまであります)・・・読み物として楽しんでます。
takemoviesさん nice! ありがとうございます。
by paddies (2009-06-10 08:56)
街をフラついている少年達を魅きつけるに足る・・・
すみません、魅きつけらてしまった一人です(爆)
大人になって、色々とわかってきたこともあります。
それにしても、この毒舌ぶり、いいわ~(苦笑)
by ベアトラック (2009-06-10 11:27)
kakasisannpoさん nice! ありがとうございます。
by paddies (2009-06-10 13:05)
shinさん nice! ありがとうございます。
by paddies (2009-06-10 13:06)
ベアトラックさん こんにちは
同じく魅きつけらたままの一人です(笑)
全編、この調子です。
この本、たまにオークションに出ていることがあります。
とてもおもしろいです。
ご希望のアルバムがあれば探します。
この本だけで、10,000の記事が書けるかも・・・
by paddies (2009-06-10 13:12)
xml_xslさん nice! ありがとうございます。
by paddies (2009-06-10 13:13)
フェイリンさん nice! ありがとうございます。
by paddies (2009-06-10 14:42)
楽しそうなレコードガイドですね(笑)
英語版を頑張って翻訳したんでしょうね。
「女達は後ろに引っ込んで休んでいな」的な・・・(笑)
ハマりそうですね。
バリトスってのはブリトーズのことですかね。
昔はフライング・バリット・ブラザースってカタカナで書かれていましたね、日本では。
by PETTY (2009-06-10 16:27)
PETTYさん こんにちは
楽しいです!
翻訳は福田一郎監修、吉成伸幸、菅野彰子訳になっています。
PETTYさんにはピッタリな本だと思います(笑)
バリトス・・・どうなのでしょうか・・・
オークションに原書の改訂版が出ていました-400円!
内容は12,000枚だそうです。
日本版も何度か見かけましたが安かったです。
何といっても引き取り拒否の本ですから(笑)
by paddies (2009-06-10 17:06)
こんばんは^^。
『ローリング・ストーン』って、
結構ミュージシャンの好き嫌いがハッキリしてる雑誌みたいですね。
この本、存在は前から知ってました。
読んだコトないけど。
こういう皮肉っぽい文章好きなんで読んでみたいです。
お気に入りのミュージシャンの悪口も一緒に楽しんじゃうほうなんで^^。
『ローリング・ストーン』といえば、
『あの頃ペニー・レインと』って映画思い出しました♪
by DEBDYLAN (2009-06-10 22:28)
DSilberlingさん nice! ありがとうございます。
by paddies (2009-06-11 04:51)
DEBDYLANさん おはようございます。
大体が嫌いが多いです(笑)
でもその文体が面白くて・・・古本を見つけたらぜひ!
当時は腹がたった悪口も今では楽しんで読めます。
あの頃ペニー・レインと・・・面白いですか?
今度見てみようかな・・・
by paddies (2009-06-11 04:55)
父ちゃんさん nice! ありがとうございます。
by paddies (2009-06-11 04:56)
主役の女の子がとっても可愛いんです^^。
名画ってわけじゃないと思うけど、
音楽好きならニヤニヤしながら観れるシーンが多いっすよ!!
by DEBDYLAN (2009-06-12 00:33)
DEBDYLANさん おはようございます。
今度レンタルの候補に入れておきます!
by paddies (2009-06-12 05:25)
☆Maki☆さん nice! ありがとうございます。
by paddies (2009-06-19 19:15)